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福島など5県産の生鮮食品輸入禁止へ

食物環境衛生署(FEHD)と食物安全中心(CFS)は23日、日本から輸入された大根とほうれん草の一部から規定値を上回るヨウ素131が検出されたと発表。これを受けて24日から、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県を産地とする11日以降に生産された野菜、食肉、乳製品などの生鮮食料品が輸入禁止となった。期限は特に定められず、条例により違反者には10万ドルの罰金および禁固一年の罰則が科せられる。

当該輸入禁止品目が使用されている可能性があるとして、冷凍食品や菓子類などの加工食品に対しても監視が強化される。また税関でも、原料の汚染の懸念から、化粧品やシャンプー、歯磨き粉などを対象に抜き取り検査を開始する予定だ。(香港ポスト