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吉林、世界的な自動車産業団地群が完成へ

中国の各メディアは22日、自動車産業が盛んな吉林省で、長春市を中心とした大規模な自動車産業団地群が急速な発展を続けていると報じた。同省は今後5年以内に1500億元を投じて、400万台規模の生産能力を備える方針だ。

同省では一汽集団が拠点を置く長春市を中心に、周辺の吉林市、四平市、延吉市などで完成車の生産能力の増強が進んでおり、遼源市では今後3年をめどに輸出を目的とした国内最大規模の自動車産業拠点を構築する計画だ。また同省では第12次五カ年計画(2011~15年)期間中に100件もの自動車関連プロジェクトを展開する計画を発表。完成車の組み立て、部品、物流サービスといった産業チェーンを強化し、自動車産業の工業総産値8000億元超を目指す。