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珠江デルタ企業、受注増でもコスト上昇

珠江デルタの香港系企業は受注が増えているものの、生産コストが上昇したため利益は減少していることが分かった。16日付香港各紙によると、これは香港中華厰商連合会が15日に発表した珠江デルタの香港系企業に関する調査報告で明らかになったもの。調査は3~5月に行われ、約200社から回答を得た。

75.5%の企業は今年通年の輸出製品の受注が昨年同様または増えると答えたものの、92.3%の企業は生産コストが昨年同期より上昇していると答え、平均上昇率は19.4%となっている。その要素としては労働コストの上昇が最も深刻で、続いて原材料価格の上昇が挙がっている。(香港ポスト