香港・国家開発銀行４５億元の点心債を発行

国家開発銀行は１１月７日、香港で４５億元の人民元建て債券（点心債）を発行すると発表した。同日付『香港経済日報』『大公報』などと香港電台（ＲＴＨＫ）ニュースによると、今回発行する４５億元のうち１９億元は償還期限２年の変動利付債となる。６月に導入されたオフショア人民元市場向けの銀行間金利（ＣＮＨ　ＨＩＢＯＲ）に連動する初めての国策銀行の債券となる。そのほか１７億元は償還期限５年で表面利率３．６％、残り９億元は１５年で表面利率４．５％となる。国家開発銀行は２００７年に初めて点心債を発行して以来、累計発行規模は２３５億元に達した。今回の４５億元を含め、１２カ月以内に７０億元分発行すると発表している。（香港ポスト）