香港

香港金融管理局がキャリード・インタレストに対する税制優遇措置のファンド認証に関連するガイドラインを発表

以下は、香港金融管理局を代表して発行している:

香港金融管理局(Hong Kong Monetary Authority、以下「HKMA」)は本日(7月16日)、税務条例(Inland Revenue Ordinance、以下「IRO」)の附表第16Dの下、キャリード・インタレストに対する税制優遇措置に関連するファンド認証について、ガイドラインを公表した。

2021年税務(改正)(キャリード・インタレストに対する優遇措置)条例は、認定投資ファンドへの投資運用サービスを提供する(法人・個人)適格者並びに適格従業員が、2020年4月1日以降に受領するもしくは受領され得る税制適格キャリード・インタレストに関連し、(法人・個人事業)利得税と給与所得税に対する税制優遇措置を設置するために制定された。当該税制優遇措置は、香港において運営及び管理されるプライベート・エクイティ・(PE)ファンドをさらに呼込み、それによって香港における投資管理及び関連する専門サービス産業を促進することを目的としている。

認定投資ファンドとは、IROの附表第16Dの第2条で定義されている通り、HKMAによって発行されている認証基準を満たしていることを、HKMAによって認証された、IROの第20AM条で指定されている範囲のファンドを指している。

ファンド認証ガイドラインは、HKMAによるファンドの認証に関連する認証基準及びその他事項を定めている。ファンド認証スキームは現在既に解放されており、申請が受付けられている。

当該ガイドラインはHKMAのウェブサイトからダウンロード可能。

HKMA releases guideline on fund certification for carried interest tax concession:2021年7月16日更新