ベトナム

税務手続きの官僚主義、ホーチミンビジネスへ影響

ホーチミン市商工会は法人の税務手続きの複雑さおよび煩雑さに悲鳴を上げている。
会合では、法人が年間に要する税務手続きは650時間に及ぶことが確認された。また、最も問題のある手続きは付加価値税に関するものであり、年間所要時間は350時間にも達する。

ホーチミン税務局によると合計で107にのぼる税務手続きが存在するとのことですが、商工会は、実際にはそれをはるかに超える手続きの存在を指摘しています。
9月に公表された世界銀行のレポートに拠れば、ベトナムの企業は税務手続きに年間1050時間を費やさなければならず、ビジネス環境において184カ国中147番目にランキングされています。

これに対してシンガポールではわずか84時間、アジア太平洋地域の平均でも227時間となっております。
税務局は、世界銀行のレポート数値1050時間は社会保険及び健康保険の申請手続きも含むものであると反論しています。

原文