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ベトナム・商業銀行の不良債権は公表値の4倍の可能性
海外の金融専門家によると、不良債権は金融システムに対して、もっと危機的状況を与える要因であるが、各金融機関は海外からの資金調達により改善可能である。
政府は金融市場の安定性を確保するために、融資成長率の制限を設けており、2010年、2011年の融資成長率は23%、20%で、今年の目標は15%以下となっている。また、現在、基準値を超える不良資産を抱える銀行は6行であるが、その金融市場に占める割合は6%のみであり、中央銀行はこれらの銀行の再編、合併を促進している。
しかし、大手格付け会社Flich Ratingは金融機関の資産状況はさらに悪化する恐れがあり、また政府の不良債権の処理能力は未だ不透明であると指摘した。また、同社によるとベトナムの商業銀行の実質不良債権率は公表値の3.3%より4倍高い可能性があるとのこと。(原文)