インドネシア

インドネシア・自動二輪(バイク)の電動化コンバート

インドネシア政府は、電動2輪(バイク)やEV車(4輪)の購入促進のため、支援を行っています。新車の購入においては、電動二輪車(バイク)購入の際の政府支給(工業省)、新車の電動四輪車(乗用車・バス)購入時のVATの政府負担があります。

既に保有するガソリン2輪車を電動バイクへコンバート(改造)する場合にも、政府補助支援が受けられる場合があります。
2023年エネルギー大臣規則3号(3月24日)においては、バイクを電動へコンバートする場合の政府支援について記載されています。

概要は下記の通りです。

  • 政府支援を受ける者は個人でコンバート工場を通じて補助を受ける。
  • 支援はコンバート費用を割り引く形での支援となる。
  • 排気量110cc-150ccのバイクのコンバート費用は1,700万ルピアとし、政府幇助は700万ルピアとする。

政府は独立機関を通じてコンバート工場を通じてモニタリングを行い、コンバートや補助の有効性を確認する。

本規則では、一部詳細としてコンバート費用には、バッテリーパックやモーターが含まれることが記載されているもの、要件や申請方法などの実務詳細は記載がなく、詳細については今後、詳細規則・決定などが発行される予定です。