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東莞、違法賭博場摘発に装甲車を出動

昨年12月30日早朝、東莞市公安局は同市東坑鎮に500人の公安部隊と14台の装甲車を出動させ、アジア最大といわれる違法賭博場を摘発。中国本土、香港、東南アジア、欧州籍の客95人を連行し、室内の備品や掛け金などを押収したが、オーナーの逮捕に関しては公表されていない。14日付香港各紙によれば、この違法賭博場は新東泰娯楽場の裏の5階建ての建物の中にあり、1990年代から違法営業を開始。オーナーは香港の暴力団と関係が深く、警備が厳重なことで知られていた。室内の設備はマカオの賭博場と変わらず、ディーラーはマカオで訓練を受けた美女ぞろい、一晩に少なくとも2000万~3000万元の現金が動き、「一晩に百数十万元をすっても顔色一つ変えない客もいた」という。また当局は、住民の度重なる通報にもかかわらず摘発に動かなかった責任を明確にすべく、東坑鎮公安分局の局長など4人を免職処分にしたと発表している。(香港ポスト