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東莞、建設作業員100人が鍋を背負ってデモ

東莞市虎門鎮で11日、100人余りの建設作業員が鎮政府前で給与の支払いを求めるデモを行った。13日付『文匯報』によると、このデモは虎門樹田村の富安総合市場の建設に関連して発生したもの。金融危機の発生後、デベロッパーの虎門漢威実業はプロジェクトの縮小を決定したが、建設請負業者は納得せず、抗議のため建設作業員をすべて撤退させた。建設請負業者は政府の介入を誘うため、故意に作業員らの給与を支払わなかったとみられる。作業員らは雨の中、レインコートを着て鉄の鍋を背負って鎮政府前に集まっていた。政府は調停を承諾し、13日には給与が支払われる見通しを明らかにした。(香港ポスト