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タイ・軍政の経済特区計画承認を商工会議所が高く評価

国家平和秩序評議会(NCPO)が先に国境通行所5か所の近くに経済特区を設けることを承認したことについて、タイ商工会議所のニヨム副会頭はこのほど、「国境交易のみならず、観光・投資・労働者の移動を促進する大胆な決定」と、高く評価した。

経済特区の設置によって年間の国境交易は20%以上拡大されると期待される。今年の公益額も昨年の9240億バーツを7-8%上回る見通しという。このほか、同副会頭によれば、国境通行所は現在午後4時で締まっているが、観光客を増やすため通行所の営業時間を延長することが望ましいという。

なお、商工会議所によれば、今年の1-5期の国境交易は、前年同期比5.7%増の4052億5000万バーツ。内訳は、マレーシアとの交易が2150億バーツ、ミャンマー816億バーツ、ラオス623億バーツ、カンボジア463億バーツとなっている。(バンコク週報