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中国・深セン富士康でワーカー自殺、今年8件目
深セン市の台湾系メーカー「富士康」で11日、24歳の女性ワーカーが工場の建物から飛び降り自殺した。13日付『文匯報』によれば、死亡した女性は中絶手術を行うため今月1日から休暇を取っており、故郷の河南省から母親が来て付き添っていたとのうわさがある。
同社は自殺の原因は男女関係のもつれと発表。だが、同工場でワーカーが飛び降り自殺を図ったのは今年に入って8件目、うち6人が死亡しており、「激務と薄給が精神バランスを失わせている」と指摘するワーカーもいる。台湾の鴻海集団傘下の富士康は中国本土に三十数万人のワーカーを抱える世界最大の電子・コンピューター部品メーカーであり、会長の郭台銘氏は台湾トップの富豪として知られている。(香港ポスト)
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