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中国・東莞、工場の食堂で工業用食塩の使用発覚
東莞市の塩業部門は先月から市内すべての工場と学校の食堂およびレストランの食塩の使用状況を調査するため、サンプル検査を開始した。東莞では工業用塩を食塩と称した「偽食塩」が市場に流通しており、特に工場や学校の食堂などで使用されるケースが多いという。
ある工場の食堂の調理師によれば「多くの工場で購買部が浮いたお金をくすねるために安い塩をワーカーに食べさせているが、これは公然の秘密となっている。通常、小規模な工場では使う量が少ないので偽食塩は使わない。大量に購入して初めて利益が出る」と語り、偽食塩は工場の調理師でさえ見分けるのが難しいことを明かした。工業用塩には大量の亜硝酸ナトリウムが含まれており、人体に入ると血中の酸素運搬量が大幅に低下し、適切な治療が行われなければ死に至る危険性もあるという。20日付『文匯報』が伝えた。(香港ポスト)
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