2012-08-27掲載記事
前回はキャッシュフロー計算書(現金流量表)の意義について簡単に確認しました。今回は「現金」の意義について確認し、現実的な活用方法を最後に考えます。
旧企業会計準則(財会字[2001]7号)によれば、キャッシュフロー計算書上の「現金」「現金同等物」は次のように説明されています。
「現金とは、企業の手許現金および随時支払いに用いることのできる預金をさす。」
「現金同等物とは、企業の有する期限が短く、流動性に優れ、既知の金額の現金に容易に交換できる、価格変動のリスクが小さい投資をさす。」
本記事は、現在NNA.ASIAで連載中の「ここに注目!中国会計・税務実務入門」を転載したものです。
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