香港 一般ニュース

香港・中古住宅取引、抑制策発表で8割減

特区政府が新たな不動産市場抑制策を発表してから最初の週末に当たる20、21日、中古住宅物件の取引は8割もの激減となった。22日付『文匯報』などによると、大手不動産代理店の美聯物業(ミッドランド・リアルティー)の両日の記録では、指標となる10大団地の物件取引は14件だった。前週末の67件からは約80%減。週末の取引としては過去9カ月で最低となった。

さらに中原地産(センタライン・プロパティーズ)の記録では10大団地での取引は同83%減の10件だった。正式契約を交わしていない物件ではキャンセルが見られているほか、売り出し価格を3~5%引き下げたオーナーも現れている。(香港ポスト