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不動産代理の中原地産、300人求人

金融危機で大幅な雇用調整を行った不動産業界だが、不動産代理大手の中原地産は市場の活況を背景に8月以降の4カ月間に10店舗をオープンし、300人の求人を行う意向だ。香港の不動産市場は、住宅価格動向を示す同社の「中原城市領先指数(CCL)」が今年初めの57.52ポイントから8月の最新指数は22%上昇し70.12ポイントとなるなど、金融危機以前の高いレベルに戻っている。同社では今年1~8月にすでに8店舗増やし、400人のスタッフを増員している。同社幹部は「不動産価格も賃貸料も年内に金融危機の損失を取り戻すことができた」とコメント。不動産価格は年内に30%、賃貸料は通年で20%上昇すると予測している。CCLは1997年7月の指数を100とする。28日付『文匯報』が伝えた。(香港ポスト