一般ニュース

中国・東莞、ワーカーの男女比に不均衡

広東省の地元紙が行った東莞市の女性ワーカーの性生活に関する調査で、1人の男性が複数の女性と交際する現状が普遍化していることが分かった。背景には女性ワーカーが圧倒的に多いという男女比の不均衡がある。9日付『明報』『りんご日報』によれば、出稼ぎに来て10年のある男性ワーカーは一昨年、勤務先の工場内で知り合った3人の女性ワーカーと1年にわたり性的関係を持ち、女性たちも互いの存在を知りながらなお関係を望んだという。

厚街鎮で働く四川籍の男性ワーカーにも3人の交際相手がおり、「工場には若くてきれいな女の子がいっぱい。しかも素朴でひっかけやすい。どうせ何年か遊んだらみんな田舎に帰って結婚するんだから」と語った。また、女性ワーカーが男性を養うケースも少なくなく、月給2000元のある女性ワーカーは交際相手が複数の女性と付き合っていることを知りながら男性に貢いでいた。しかし、女性たちは避妊の知識に乏しく、調査対象となった女性ワーカー200人のうち10%余りはこれまで一度も避妊をしたことがなかった。(香港ポスト