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深センの人口、極限の1500万人突破

 深セン市出租屋総管弁公室が今年10月末までの深セン市の人口統計を発表、同市の人口が1500万人を突破したことがわかった。6日付香港各紙によると、中でも非深セン戸籍の住民の増加が著しく、深セン籍住民が274万人であるのに対し、非深セン籍住民は1280万人と、全体のおよそ85%を占めている。また、毎年流入する非深セン籍住民の数は100万人ずつ増加しているといわれ、一都市の人口の許容量を超えているとの見方が強まっており、水、電気、燃料、交通などインフラの限界を危ぐする声は多い。同市の人口急増の事態を重く見た深セン市改革弁公室の張思平・主任は「住宅や戸籍制度の改革が最重要課題。来年の議事に挙げるつもり」と述べ、人口の流入にストップをかけたい考えだ。(香港ポスト