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[全訳] 中国・輸入核銷制度改革の試行
輸入核銷制度改革の試行ーー商品貿易対外支払の利便性向上(原文)
2010年4月7日
外貨管理体制の改革をさらに深化させ、貿易の利便性を向上させ、企業のためにさらによいサービスを提供し、渉外経済発展を促進するため、このほど、国家外貨管理局は《輸入外貨支払核銷制度改革の試行問題に関する通知》(以下《通知》とする)を交付し、2010年5月1日より開始し、天津・江蘇・山東・湖北・内蒙古・福建及び青島等の七省(市)において輸入外貨支払核銷制度改革を試行する。
輸入外貨支払核銷制度改革は我が国の外貨管理重点領域に関する改革を推進し、貿易取引における外貨支払の利便性を大きく向上させ、企業と銀行の負担を軽減するものである。
今回の改革の主な内容は、
- 規定に合う企業の正常輸入外貨支払業務に現場での核銷手続は必要なくなる。
- 銀行による企業のための輸入外貨支払業務のオンライン照合手続の取消。
- 外貨管理局は企業に対する名簿管理を実施し、輸入外貨支払名簿情報を全国で共有し、企業の対外外貨支払に外貨管理局の事前備案手続は必要なくなる。
- 外貨管理局は「貿易外貨受払検査システム」を利用し、企業を主体として非現場検査と監査測定警戒を行い、異常な取引主体に対して現場検査を行い、企業分類評価等級を確定し分類管理を実施する。
輸入外貨支払核銷制度改革は外貨管理理念の更新と方式転換を充分に反映している。
第一に、取引ごとの核銷から総量検査へ、現場核銷から非現場検査へ、行為管理監督から主体管理監督への転換。
第二に、企業輸入外貨支払手続を大きく簡略化し、企業のコストを引き下げ、特に規定に合う企業の正常な業務活動を保証する。
第三に、企業に対して分類管理監督を実施し、有効な措置によりリスクを防止・回避し、法により規定に違反する企業を処罰する。
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