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厳しいインフレ圧力、下半期も引き締め維持へ

中国人民銀行(中央銀行)が発表した「2011年上半期金融統計データ・リポート」によると、中国の今年上半期の外貨準備高は前年同期比30.3%増えて3兆2000億元に近づいた。1~6月の新規貸出額は4兆1700億元となり、中国が依然として厳しいインフレ圧力に直面していることが分かった。エコノミストは、今年下半期のマクロ経済コントロールの基調は上半期の引き締め傾向を維持するとの見方を示した。中国の各メディアが伝えた。

6月末現在のマネーサプライ(M2)は前年同期比15.9%増の78兆0800億元で、増加幅は5月の15.1%を0.8ポイント上回った。中国国際金融公司のエコノミストは「6月の新規貸出額は伸び幅が拡大したが、人民銀行の目標の16%を下回る。M2増加の主な原因は預金の増加だ」と述べた。中国の人民元の新規預金は6月は1兆9100万元で、5月の1兆1100億元に比べ72%増えた。(香港ポスト