一般ニュース

中国銀行、ホットマネー撤退リクスを分析

中国銀行(香港)は最新リポート「中銀経済月刊」で、香港に流入しているホットマネーの撤退リスクについて分析している。23日付『文匯報』などによると、リポートでは大規模な資金撤退が起きるきっかけとして、(1)米国の通貨政策変更(2)国際市場で再び重大なマイナス的事件が発生(3)中国経済の動向――の3つのケースを挙げている。多くの資金は銀行に滞留しているため、大規模な資金撤退が起こればまず金利上昇圧力がかかり、資産市場の調整はその次という。また、海外から流入した資金の主なターゲットは香港や香港ドル資産ではなく、中国本土市場と人民元資産と指摘している。(香港ポスト