マレーシア ビザ

マレーシア長期滞在ビザ(全般)

マレーシアの長期滞在ビザは、目的や条件に応じて多様な選択肢があります。MM2HやPVIPは特に人気が高く、富裕層やリタイア後の移住者に適しています。

一方、就労ビザや学生ビザは、現地での活動を希望する方に適した選択肢です。

1. MM2Hビザ(Malaysia My Second Home)

マレーシア政府が提供する長期滞在プログラムで、外国人が最大20年間滞在可能なビザです。5種類の区分けがありますが、詳細は、別の記事をご覧ください。

  • 対象者: 35歳以上の外国人
  • 滞在期間: 5年~20年(更新可能)
  • 条件:
    • 一定額の定期預金(例: RM100万以上)
    • 月収証明(例: RM4万以上)
    • 年間90日以上の滞在義務
  • 帯同可能: 配偶者、子供、両親など
  • メリット: 就労や投資が可能

2. S-MM2Hビザ(サラワク州MM2H)

サラワク州独自のMM2Hプログラムで、条件が比較的緩やかです。

  • 特徴:
    • サラワク州以外の地域(例: クアラルンプール、ペナン)でも滞在可能
    • 条件変更の可能性があるため注意が必要

3. PVIP(プレミアム・ビザ・プログラム)

富裕層向けの長期滞在ビザで、最大20年間の滞在が可能。

  • 対象者: 年齢制限なし
  • 条件:
    • 高額な申請費用
    • 健康保険加入
    • 無犯罪証明書提出
  • メリット:
    • 就労、事業経営、就学が可能
    • 不動産購入や投資が認められる

4. 就労ビザ

マレーシア国内で働くためのビザ。

  • 対象者: 現地企業での雇用契約を結んだ外国人
  • 滞在期間: 最大5年間
  • 条件:
    • 雇用契約書
    • 会社登録証明書
  • メリット: 現地で収入を得ながら生活可能

5. 学生ビザ

マレーシアの教育機関で学ぶためのビザ。

  • 対象者: マレーシア国内の学校や大学に入学した学生
  • 滞在期間: 学業期間に応じて発行
  • 条件:
    • 入学許可証
    • 健康診断書

6. 長期ソーシャルビジットパス

家族や配偶者とともに滞在するためのビザ。

  • 対象者: マレーシア人の配偶者やその家族
  • 滞在期間: 6か月~5年間
  • 条件:
    • 結婚証明書
    • 配偶者の身分証明書
  • メリット: 就労や事業活動が可能

7. ノマドビザ

リモートワークを目的としたビザ。

  • 対象者: デジタルノマドやリモートワーカー
  • 滞在期間: 最大1年間(更新可能)
  • 条件:
    • リモートワークの証明
    • 一定額以上の収入

ご不明な点がございましたら、下記からお問い合わせください。