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ベトナム・人材育成戦略の欠如が顕著に

最近の調査によるとベトナムでは質の高い労働力を維持するための長期人材育成戦略が欠如している。国有企業も外資企業も能力の高い人材を維持することに関し壁に直面している。多くの企業は、法律に基づいて給与や保険等を支払うことに関心を持ち、人材育成の重要性に関心をもっていない。

調査を行った研究所によると、ビジネス戦略や財務状態に沿って人材育成することは事業の発展に大きな役割を果たす。多くのベトナム大企業は従業員を育てるための投資計画を立てていない。企業は労働力の必要性のために従業員を雇う。雇用、教育、戦略について計画することは、人材育成に繋がる。
質の高い従業員は資産であるが、同時に転職が容易にできる。適切な人材戦略がないと従業員は会社から離れてしまう。
近年、質の高い従業員の関心は給与だけでなく働く環境、昇進機会等になってきている。専門家によると、企業は良好な労働環境を作り、決定プロセスに参加させ昇進の機会を作ることが大事である。(原文