香港 一般ニュース

6,000ドル補助計画の詳細事項設置

2011年8月12日、8月28日に6,000ドル補助計画が開始するにあたり、財経事務及び庫務局長の陳家強氏は、当該登録手続きが簡単かつ便利になると強調し、受給資格のある香港居民の方々が銀行や郵便局の前に長い列を作って、申請用紙を作成提出する必要はないことを示した。

一方、房屋委員会は当該計画の下、今回支払われる6,000ドルついて、公共賃貸住宅申込時の審査では収入としてカウントされないことを明らかにしている。

本日の記者会見にて、陳家強氏は、市民、特に高齢者は、信頼できる代理人に依頼し、申請書を提出もしくは郵送で対応することが考えられることに言及し、彼らの個人情報が守られるよう、市民に呼び掛けていた。

8月28日時点で香港永久居住者IDカードを保持する18歳以上の市民は、出生年による区分に従い、香港内の銀行や郵便局を通して、当該6,000ドルの登録が可能である。

8月28日時点で上述の条件を満たす市民が、後に当該総額を受領することを選択する場合、2012年4月1日から12月31日の間に登録することで、従来の6,000ドルと合わせて、$200のボーナスを受領することができる。

8月28日時点では上述の条件を満たしていないが、2012年3月31日までに満たす市民は、2012年4月1日以降当該計画に登録することができ、登録申請は同年12月31日に締め切られる。

当該計画の条件に合致する市民が600万人を超えるため、陳家強は最初の10週間は、出生年区分による一括処理が採用される旨に言及している。

5段階の区分
条件を満たす人は5つの出生年区分のうち、自分の出生年が該当する期間内に登録申請することができ、最初の区分は、1946年以前に生まれた人が対象となる。

登録申請を促進するために、登録申請用紙は、8月22日から利用可能となる。

当該登録申請書は、各地区事務所の公共問合せサービスセンター、社会福利署の各地区社会福祉事務所、公営房屋(住宅)の事務所などで入手可能である。また、当該計画のポータルサイトからダウンロードすることも可能である。

本人名義の銀行口座を持っている人は、選択した銀行の各支店に配置されたドロップ・ボックスに記入した申請用紙を入れて提出する事ができる。申請書類はメールまたはインターネットバンキングを通じて提出することもできる。条件の合致を確認後、当該6,000ドルは登録申請者の指定口座に入金される。

本人名義の銀行口座を持っていない場合、香港の郵便局を介して登録することができる。条件の合致を確認後、指定された郵便局で小切手を受け取るよう郵送にて通知される。
当該小切手はスタンダードチャータード銀行の香港内の支店で現金化することができる。

陳家強氏は、「特に高齢者の方々が何れの登録申請方法を選択しても、行列を作ることを余儀なくされる事態は避けるべき」とし、「高齢者の方々は信頼できる方に申請用紙の提出代行を依頼、もしくは郵便局私書箱186000に郵送して頂いても問題なく、また、登録申請期間に猶予を持たせており、来年末まで継続されるので、急ぐ必要はない」としている。

特別措置
陳家強氏は、当該計画は最初の出生年区分に該当する65歳以上の市民に便宜を図るため、8月28日の日曜日に開始する点を強調、当日は21行の銀行の1,100の支店及び126の郵便局が、申請登録手続のためだけで、午前9時から午後5時まで営業される。また、「8月は台風のシーズンであるので、8月28日当日の気象条件を十分考慮し、適切な措置を取る」とし、天気が荒れ模様となった場合、銀行や郵便局では通常と同様の手はずに従う旨を加えた。

政府は市民の当該計画の登録手続と予定表の理解を促すため、広報活動を立ち上げる。最後に陳家強氏は、当該計画を装って個人情報や6,000ドルを横領する詐欺を防止するため、市民に呼び掛けた。

お問い合わせは、186-000 まで。(原文