中国 社会保険

中国・広東省 生育手当が従業員本人申請に

広東省医療保障局による《企業従業員生育手当支給方法の最適化についての通知》により、2025年12月1日より、生育保険手当は個人より申請し直接支給されることが規定されました。

生育手当は従来、企業の前年度従業員平均賃金を手当基準額として計算し、企業より申請提出して企業の口座に支給されていました。企業は取得した手当額と本人給与の高い方を本人に支給します。規定の変更により、今後は企業からではなく、本人が出産証明等の関連資料を持参し自ら申請し取得することとなります。本人給与が手当基準より高い場合、企業は本人に追加支給する必要があります。今回の変更により、当局側としては、支給責任を明確にし、支給手続きを速やかにし且つ透明化し、本人の手当取得を確実にするものとしています。

深圳市

申請方法

生育手当の対象となる企業従業員は、出産或いは流産手術等から3年以内に申請することとされています。

(1) システムにて、個人情報、申請関連情報、銀行口座情報等を入力、関連資料をアップロードし、申請提出。

(2) 医療保険手続き窓口にて以下資料を提出する。

  1. 身分証明書、医療保険電子証憑或いは社会保険カード
  2. 医療履歴/退院記録

今後、“深圳医保”Wechatオフィシャルアカウント、省公共サービス(粤医保、個人オンライン窓口、国家医療保険サービスプラットフォーム、粤省事等)上で申請できるようになる見込み。

FAQ

  • 一括支給と月毎の支給があり、出産までの一括支給後、生育期間の月次支給の組み合わせが可能。
  • 生育手当は給与との重複受取は不可。本人給与が手当より高い場合、差額のみを受け取る。
  • 生育期間中、企業は従業員の社会保険の納付を継続する。個人納付部分については事前に企業と取決めて、共同で納付義務を履行する。
  • 奨励休暇(広東省は法定産休98日以外に、80日の奨励休暇がある)期間中、生育手当は無い。
  • 生育手当期間対象となるのは、産休98日、難産30日、多胎出産1人当たり15日。

広州市

広州市の申請資料は、広州市医保Wechatオフィシャルサイトー医保サービスー生育手当業務手続ガイドにて閲覧可。

申請方法

オンライン: “穂好弁”APPまたはミニプログラム、広東政務サービスサイト“生育手当”画面で手続きでき、現場窓口に行く必要が無い。

注意事項

  • 企業は“広東医保サービスプラットフォーム企業窓口”にて、従業員の生育手当支給状況を確認できる。
  • 企業は従業員の生育手当保険加入と給与計算の責任主体として、本人給与と生育手当金額との関連付けを確実に行い、本人の受取状況を把握し、産休や生育期間給与費用の戻し入れ計算等を行う。生育手当が本人給与より低い場合、規定に基づき追加支給すること。
  • 企業及び従業員は以下の方法で関連の操作問い合わせが可能。
      

    1. 広州医保AI諮詢サービスプラットフォーム: 広州医保Wechatオフィシャルサイトー医保互動-AI諮詢。
    2. 広州12345政務サービスホットライン:(020)12345。
    3. 広州市の各医療保険センター。