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780億元 武漢新港が投資のホットスポットに

昨日、湖北省政府主催の「百家国際知名企業新港行」活動が武漢で行われ、参加企業と武漢新港との間で785.2億元の投資契約が成立した。
これは国家戦略として武漢長江の中流水上運送センターが建設されて以来、湖北省で初めて主催された大規模で総合的経済貿易交流及び発展戦略活動であった。
開会式の席上、湖北省副省長の段輪一は湖北省は1038Kmの長江「黄金水道」を有し、長江沿いの各省市の中では一番であると紹介した。2008年、湖北省省委員、省政府は時勢を見て、状況の変化を見通し、武漢新港建設の重要な戦略を決定し、武漢、顎州、黄岡、咸寧の四市の港を統一規画で建設し、「億トン大港、千万コンテナ」の目標を制定した。
3年間の努力を経て、武漢新港貨物のTEU(※)は昨年末初めて1億トンを突破し、長江の中上流で初めて「1億トン港」の仲間入りをした。企画面積は9300Km、沿岸線548.2Kmの各港は現在急速に発展しており、黄金水道の復興により、新しい「投資のホットスポット」になった。      
「百家国際知名企業新港行」の活動初日、武漢新港は785.2億元の投資を引き受け、中遠物流公司などの参加企業との間で27の工業団地建設、14の港湾物流及び12の港湾インフラ建設を含む53項目の契約が行われた。
同時に開会式の席上、中国交通輸送協会会長(元交通輸送部部長)銭永昌、交通輸送部水運送局局長宋徳星、招商局集団会長傅育寧、交通輸送部長江航務管理局局長唐冠軍、国際輸送物流協会会長王之泰,アメリカ輸送物流協会社長労里・鄧漢、オランダ交通輸送研究所戦略部主任赖含瑞、世界海事大学副学長馬硕(スウェーデン)など10名が武漢長江中流水上運送センター国際専門家顧問団として招聘された。武漢新港の発展に対し、彼等は物流総合サービス機能を持つ「第四世代の港」創設などのアドバイスを行った。
また当日、参加企業は各チームに分かれ、顎州市、黄岡市、咸寧市及び武漢市江夏区、花山臨港新城や陽逻港などの場所を視察した。
  
(※)1TEU=20フィートコンテナ1個分

(2011年11月20日楚天金報より)