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広州、放射性物質の取り扱い事故が発生

広州市の放射線照射施設で10月、放射性物質の取り扱い事故が発生していたことが明らかになった。16日付香港各紙によると、事故が発生したのは番禺区にある広州輻照技術研究開発中心。10月12日に調味料や漢方薬材の放射線消毒を行う際、操作ミスによって放射性物質のコバルト60が貯蔵プールに収納できなくなり、ロボットを使って収納に成功するまで48日間を要したという。10月19日には現場で火災も発生している。広東省当局は10月16日にメディア向けに発表を行ったが、『南方都市報』などが15日に詳細を報道したことで市民は騒然となった。関係当局は放射能漏れの可能性を否定している。(香港ポスト