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IPO、22社が年内に上場を予定

一時は公募価格を割り込む状態が続いた香港の新規株式公開(IPO)市場だが、年末までに22社の上場が予定されており、資金調達総額は最高で2000億ドル余りに上るとみられている。仮に予定している企業がすべて公募すれば香港市場にとっては大きな試練となるもようだ。12日付『香港経済日報』によれば、これら22社の中には資金調達予定額が100億ドルを超える企業が5社あり、H株では資金調達予定額300億ドルの「中国民生銀行」、同267億ドルの「太平洋保険」。H株以外では同273億ドルの香港系食品原材料輸入大手「豊益国際」、同267億ドルのロシア系金属大手「俄●聯合/UR RUSAL」、同156億ドルのホテル・飲食・娯楽大手「澳門金沙/サンズ・マカオ」が注目されている。【●=金へんに呂】(香港ポスト