一般ニュース

広東省、輸出向け靴産業に回復の兆し

金融危機が発生して以来、減少を続けていた広東省の靴輸出に回復の兆しが見え始めている。広州税関によれば、今年2月に靴を輸出した企業はわずか1572社にまで落ち込み、2007年以来最低となった。だが、3月は1898社、4月は1922社とわずかながら増加に転じている。業界団体関係者は「最近、広東各地で倒産する靴工場は明らかに減少した。最も苦しい時期は過ぎた」と語り、今生き残っている企業は実力のある企業であり、欧米市場の在庫調整も終わりつつあることから、下半期の輸出は好転するとの見方を示した。20日付『大公報』が伝えた。(香港ポスト