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広東省企業、ワーカーのストレス解消に懸命

珠江デルタ各地では企業の倒産、人員削減、給与削減などで労使紛争が増えている。企業はワーカーの不満がうっ積しないための職場環境づくりに懸命となっている。23日付『香港経済日報』によると、広州市では最近、給与欠配や退職時の補償問題が元で幹部がけがを負ったり刺殺されたりする事件が発生した。こうした事件に発展するのを防ぐため、東莞市のある企業ではワーカー向けのカウンセリングルームを開設。心理士を雇い、さらに24時間ホットラインも設けてワーカーのストレス解消に当たっている。また、広州では仕事に支障を来さない範囲でペットを連れて出勤することを認めている企業もある。小動物がいることによって職場の雰囲気が和むという。(香港ポスト