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火力発電が赤字拡大、燃料炭の値上げ響く
中国電力企業聯合会(中電聯)は電力各社の経営状況に関する月次リポートを公表し、燃料価格と電力料金の逆ザヤにより火力発電事業が巨額の損失を生み出している実態を明らかにした。中国の各メディアが伝えた。1~4月損失額は、5大電力グループで計105億7000万元。前年同期より72.9億元損失が増えており、中電聯は「石炭価格の上昇が根本原因」と説明している。
中電聯によると、4月に入り一部の省は電力料金を引き上げたが、石炭価格が値上がりを続けているため火力発電会社の経営状況は改善していない。発電量で全国の半分を占める中国華能集団、中国大唐集団、中国華電集団、中国国電集団、中国電力投資集団の5大発電会社は同月も赤字となった。(香港ポスト)
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