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中国・本土投資家の中古高級物件購入が減少

中国本土の投資家の香港での中古高級物件購入が減少しているもようだ。不動産代理の中原地産(センタライン・プロパティーズ)の統計にれば、今年1~4月の香港の中古高級住宅市場で、本土の投資家による購入の割合は約13.4%で、昨年通年の同18.1%に比べ4.7ポイント縮小した。

これについて香港理工大学房地産及建築学系の許智文・教授は「高級住宅市場は先ごろの過熱ぶりで天井を打った。5月は本土投資家が資金を引き揚げ下火となりつつある」と分析。今後の資金流入については、本土の金融政策が安定していないことから短期的に香港に資金が戻ることは難しいとの見方を示した。7日付『香港経済日報』『明報』が伝えた。(香港ポスト