中国・失業保険料率・労災保険料率の階段的引き下げ政策に関する問題の通知

当該文書では、下記の内容が規定されている。

(1) 2023年5月1日より、段階的に失業保険料率を1％までに引き下げるという政策を引き続き実施し、実施期限を2024年末までに延期する。

(2) 2023年5月1日より、「国務院弁公庁　社会保険料率の引き下げに関する総合方案の印刷・発行」（国弁発［2019］13号）に関する実施条件に従い、労災保険料率の階段的引き下げ政策を引き続き実施し、実施期限を2024年末までに延期する。

(3) 各地は失業保険、労災保険基金の運営に対する分析を強化し、保険料率の低下と支給の確保とのバランスを改善し、保険料率の引き下げ政策を確実に実施するとともに、保険を満額で期限内に支給し、安全・平穏・持続可能な制度の運営を確保する必要がある。

(4) 各地は国家の関連規定に従って保険料の納付比率、納付ベース等の関連する政策に対するさらなる規範化を行う必要があり、納付ベースの引き下げや社会保険料の減免等の基金収入を減少する政策を、自ら実施することは認められない。

(5) 各地の人力資源社会保障、税務部門は規定によって費用の引き下げの作業を展開し、関連する状況を月ごとに適時に報告しなければならない。