2018-11-23
インドネシア
労働大臣通知B240号(2018年10月15日)の通知に伴い、11月1日に各州の最低賃金が決定・発表、11月21日に各県・市の最低賃金の決定・発表・州による承認があり、2019年の最低賃金が決定しました。
インドネシアの最低賃金の上昇率は毎年、インフレ率(2.88%)と経済成長率(5.15%)を根拠に算出され、2019年は8.03%の上昇率となります(一部州を除く)。
最低賃金には、(1)州の最低賃金、(2)県・市の最低賃金、(3)地方各業種別最低賃金があります。雇用者は労働者を雇用する際、全ての最低賃金規定を上回る必要があります。今回の最低賃金の改定は2019年1月1日より施行となり、2019年1月給与から対応が必要となります。
1. 主な各州の最低賃金
ジャカルタ首都特別州 | 3,940,973 IDR |
---|---|
西ジャワ州 | 1,668,372 IDR |
中部ジャワ州 | 1,605,396 IDR |
2. 工業地帯のある主な各県市の最低賃金
Tangerang | 3,582,077 IDR |
---|---|
Bekasi | 4,229,756 IDR |
Karawang | 4,234,010 IDR |
雇用者の方は、2019年1月以降、最低賃金で雇用されている従業員の方の給与改定や、給与改定に伴う保険料計算額の変更などが必要となります。

内容の関連する記事はこちらです

コメント:0
トラックバック:0
- この投稿へのトラックバックURL
- http://www.nacglobal.net/2018/11/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%8d%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%83%bb2019%e5%b9%b4%e6%9c%80%e4%bd%8e%e8%b3%83%e9%87%91%e3%81%8c%e6%b1%ba%e5%ae%9a/trackback/
- この投稿へのリンク
- インドネシア・2019年最低賃金が決定 from 香港・中国・東南アジア法令情報サイト NAC Global .NET