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[M&A] 中仏合弁ファンド、上海物流会社に出資

中国とフランスの合弁投資ファンドであるシノ・フレンチ・ファンドとキャセイ・キャピタルは21日、物流会社の上海鄭明現代物流(上海市普陀区)に計1億2,000万元(約20億円)を出資したと発表した。シノ・フレンチ・ファンドが中国企業に投資するのは初めて。今回の投資を通じて、中国コールドチェーン業界の発展を促す考えという。財経網などが伝えた。

上海鄭明現代物流の設立は2011年で、前身は上海鄭明汽車運輸。全国各地に倉庫施設を設け、輸送車両の保有台数は現在1,000台超。米マクドナルドやケンタッキーフライドチキン、乳業大手の中国蒙牛乳業など国内外の大手企業を顧客に持つ。

シノ・フレンチ・ファンドは、国家開発銀行の全額出資子会社で、投資事業を手掛ける国開金融とフランスの資産運用会社CDC Entreprisesが共同で設立した中仏合弁投資ファンド。キャセイ・キャピタルが運営管理している。(NNA.ASIA