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中国 中国アジア法令Q&A
[Q&A] 中国の個人所得税の控除計算について
Q. 個人所得税(中国政府に申告・納税額)について教えていただけないでしょうか。
中国に単身で5月より勤務がスタートしております。来て驚いたのは会社の規定は中国で勤務しているので、中国に所得全額を申告し、その金額にあった税金を納付してくださいという規定です。
所得金額は満額会社より中国政府に申告、それにみあった税額が請求されるといった具合です。香港では基礎控除・配偶者・子供・扶養父母などの控除がありますが、中国にはそのような税の控除はないのでしょうか?教えてください。
記事の内容は、法規定の変更などにより、現在の状況と異なっている場合がありますのでご留意ください。
A. 外国人が納税する中国の個人所得税計算で控除が認められているのは、基礎控除 2,000元+追加控除 2,800元 の合計4,800元と、以下に列挙する費用です。
- 住宅手当、食事手当、洗濯費用
- 赴任・退任時の引越費用
- 合理的な範囲の国内外出張手当
- 帰省(ホームリーブ)費用(年2回まで)
- 語学訓練費用、子女教育費用
よって、各種控除が幅広く認められる香港に比べると、個人所得税が高く感じられるかと思います。