広東省発展改革委員会は10月20日付で《我省の電力価格改革の更なる深化に関する問題の通知》(粤発改価格[2021]402号)を発布し、工業・商業の電力使用に対し従来の価格表を取り消す旨を通知しており、事実上の値上げ通知となっています。

《国家発展改革委員会 石炭火力発電価格の市場化改革の更なる深化についての通知》(発改価格[2021]1439号)の規定に基づき以下を通知するとしています。

1.我が省の工・商業リスト販売電気料金を取消す。全省(深セン市を含まない)の電気料金表における、大規模工業使用電力、一般工・商業電力リスト販売電気料金を取り消す。深セン市の電気料金表における大量工・商業及びその他使用電力、高度需要工・商業及びその他使用電力、普通工・商業及びその他使用販売電力リスト電気料金を取り消す。電気料金表の内、住民生活使用電力、農業生産用電力(稲畑排水・灌漑、脱穀使用電力を含む)リストの販売電気料金を据え置く。

2.住民・農業用電気料金を安定的に維持する。住民(住民電気料金を実行する学校、社会福利機構、社区サービスセンター等の公益性事業者を含む)及び農業用電力は供給を保障し、現行の価格表を維持する。

3.電力市場取引を整備する。石炭火力発電は原則全て市場化し、市場取引を通じ、“基準価格+上下変動”範囲内で卸売価格を形成し、上下変動範囲は±20%を超えないものとする。高エネルギー消耗企業はこの変動範囲の制限を受けない。

(中略)

6.電気料金の時間帯別価格政策との連携を強化する。代理買電価格に時間帯別電気代の設定が無いか、或いは《我省の時間帯別オン・オフピーク電力価格政策の一層整備に関する問題の通知》(粤発改価格[2021]331号)の規定*1

国の通知には10月15日施行とされており、各地の料金設定の手配及び事業者への通知等の準備が整い次第料金基準が改訂されるものと思われ、一部地域では来年1月1日以降として通知されている模様です。各地域の関連通知にご留意ください。

*1電力価格の時間帯別価格政策について、省統一でピーク:10時~12時、14時~19時、オフピーク:0-8時、その他を平時とし、オン・オフピーク価格比率をこれまでの1.65:1:0.5から、10月1日より1.7:1:0.38に拡大するとした。

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