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航空貨物輸送大手の米フェデックスは7日、オランダ系の国際物流大手TNTエクスプレスを44億ユーロ(約5,707億円)で買収することで合意したと発表した。フェデックスとTNTのM&A(合併・買収)により、オーストラリアでは日本郵便が買収する物流大手トールやオーストラリア・ポスト(AP)の市場シェアが脅かされるなど、年間53億豪ドル(約4,911億円)規模のオーストラリア貨物市場の再編が進むとみられる。9日付地元各紙が報じた。

フェデックスは今年上半期中に合併手続きを完了させたいとしている。フェデックスはオーストラリアで国際貨物に特化し、250台のトラックとライトバンで集配を実施。一方、オーストラリアが起源でオランダ資本のTNTは国内・外の配送網を充実させており、2社の合併によるシナジー効果が期待されている。

投資信託会社モーニングスターは「(2社の合併により)オーストラリアの貨物市場のシェアは、向こう12~18カ月に大きく変わる。APが最もシェアを減らすだろう」と予想している。トールの国内市場シェアは8.8%で、ドイツポスト傘下の物流大手DHLエクスプレスが6.7%で続き、フェデックス、TNT、AP傘下のスター・トラック・エクスプレス、米物流大手UPSがそれぞれ5%を下回っている。フェデックス・オーストラリアの2013年の税引き前利益は4,870万豪ドルで、TNTオーストラリアは同年に1,770万豪ドルの赤字を計上している。(NNA.ASIA

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