1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (5.00 評価, 2 投票)
 

日本銀行による追加の金融緩和策を受けて円安が加速する中、台湾の工作機械大手が、相次ぎ日本の同業を買収する計画を進めているもようだ。円安で日本製品の競争力が上昇する一方、買収コストが下落するチャンスとみて、「メード・イン・ジャパン」製品を傘下に収め、自社の競争力を引き上げる狙い。4日付経済日報が伝えた。

友嘉実業集団(フェアフレンド)の朱志洋総裁はこのほど、同社が既にボーリングマシンや横型マシニングセンター、旋盤などを手掛ける日本の同業3社と買収について交渉中だと明らかにした。朱総裁は「来年上半期には結果を出せる」とみている。日本の製品は競争力の高さに加え、多くの国・地域で関税減免の対象になるなど、メリットが多いという。

友嘉はこれまで、プリント基板用のNCCドリリングマシーンなどを手掛けるタケウチ、旋盤や産業機械の池貝など、日本をはじめとする海外のメーカーを合併・買収(M&A)で次々と傘下に収めている。友嘉の担当者はNNAに対し、今後の買収について「現時点で言えることはない」とのみコメントした。

機械要素部品大手、上銀科技(ハイウィン)も日本での企業買収を検討中。卓永財董事長によると、候補先の企業と既に交渉を始めており、来年にも詳細が固まる見通しという。

このほか程泰集団も日本の同業1社の買収を計画している。楊徳華董事長は「日本の工作機械業界の景気は上向いている」と述べた上で、日本に今後、生産拠点を設ける計画があることも明かした。

機械産業の業界団体、台湾機械工業同業公会(機械公会)の徐秀滄理事長は「日本の追加金融緩和は台湾の工作機械産業に不利に働くが、見方を変えれば日本企業を買収するチャンスでもある」と指摘。「このほど出席した日本国際工作機械見本市(JIMTOF2014)の会場でも、買収に意欲を示す台湾企業は多かった」と述べている。(NNA.ASIA

コメント:0

コメントフォーム
個人情報を記憶する

トラックバック:0

この投稿へのトラックバックURL
http://www.nacglobal.net/2014/11/ma-%e5%8f%b0%e6%b9%be%e3%81%ae%e5%b7%a5%e4%bd%9c%e6%a9%9f%e6%a2%b0%e5%a4%a7%e6%89%8b%e3%80%81%e5%86%86%e5%ae%89%e5%8f%97%e3%81%91%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%90%8c%e6%a5%ad%e8%b2%b7%e5%8f%8e/trackback/
この投稿へのリンク
[M&A] 台湾の工作機械大手、円安受け日本の同業買収を加速 from 香港・中国・東南アジア法令情報サイト NAC Global .NET