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Q. ベトナム会計法上、オペレーティングリースとファイナンスリースの分類について教えてください。

記事の内容は、法規定の変更などにより、現在の状況と異なっている場合がありますのでご留意ください。

A. ベトナム会計システム6(VAS6)によると、所有に付随するリスクと経済価値を実質的にすべて移転する場合にはファイナンスリースに分類され、所有に伴うすべてのリスクを経済価値の実質的な移転を伴わないリースはオペレーティングリースとして分類されると規定されています。

VAS6ではファイナンスリースに分類される状況の例として以下を挙げています。

  • リース契約により、リース期間の終了までに借手に資産の所有権が移転される。
  • 借手が、リース期間終了後に公正価値よりも十分に低いと予想される金額で当該資産の購入権が与えられている。
  • 所有権が移転しなくとも、リース期間が当該資産の経済的耐用年数の大部分を占める。
  • リース開始日において最低リース支払料総額の現在価値が、当該リース資産の公正価値と少なくとも実質的に一致する。
  • リース資産が特殊な性質のものであるため、その借手以外には大きな変更無しで使用することができない。
またリース契約において以下の合意がある場合にもファイナンスリースとしてみなすとしています。
  • 借手がリース契約を終了させた場合、契約の終了に伴う貸手の損失を借手が負う。
  • 残りの公正価値の変動による損益は借手が引き受ける。
  • 借手は市場価格より実質的に低い価格で契約更新後もリース契約を続ける可能性がある。
リースの分類はリース開始時点に行います。リース契約期間中に契約条項を変更し、その結果分類が異なることになった場合、修正後の契約は新規契約書とみなします。なお、資産の見積り耐用年数や見積り残余価値の変更は会計上再分類は行いません。

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