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深セン市、倒産など682社・5万人に影響【華南—経済】

深セン市の許宗衡・市長は26日、深セン市では今年に入って682社が倒産や操業停止に追い込まれ、約5万人の従業員に影響が及んだと述べた。ただし、これら企業の工業生産付加価値は合計約20億米ドルと、市全域の工業生産付加価値の0.15%を占めるに過ぎず、深セン市の産業基盤を揺るがす規模ではないと強調している。倒産した企業の約6〜7割は世界的な金融危機と人民元高が経営危機を招く引き金となったが、環境保護の規定を満たせなかったり、その企業自体に問題があり、淘汰(とうた)されたケースもあると説明した。(香港ポスト