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インドネシア・PSBB大規模社会規制の移行期間フェーズ1の再々延長

ジャカルタ首都特別州は、7月30日、PSBB(大規模社会規制)移行期間Fase1を2週間再々延長することを決定しました。これにより、7月31日から8月13日までの延長となります。

ジャカルタ州内での新型コロナウィルスの新規感染者数は直近で299人/日となっており、インドネシア国内では2000人以上の新規感染者数/日で増加する日々が続いております。特金データでの治療中・容量中の総数は約7000人となっており、直近1週間における陽性率はジャカルタで6.5%・インドネシア全体では13.6%(民間調査でのサンプルチェック)となっており、WHOが提唱する5%以下という基準を上回っています。

これまでのPSBBの経緯などは、「インドネシア・PSBB大規模社会規制の移行期間フェーズ1の延長 [1]」を参照ください。

インドネシア中央政府は、ジャカルタ首都特別特別州と共に、感染拡大を阻止するべく、警察や軍を使い指導を行っています。各種イベントの規制、宗教的行事への指針の公表、マスク着用義務違反者への罰金やその場での注意喚起などを強化して、新型コロナウィルスの拡大を阻止する措置を日々打ち出しています。

一方で州をまたぐ移動制限・許可制の緩和、地方観光都市の観光者の受け入れ、ジャカルタ州内渋滞緩和策としての偶数奇数制度(ナンバープレート)の再開(8月3日より)、映画館などのエンターテイメント施設の再開の検討など、経済面を考慮しての規制緩和も開始しています。

今後のアップデートについては、政府・州の発表を注視していく必要があります。