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ベトナム・「メイドインチャイナ」商品増加

多くのベトナム企業は中国で製品をアウトソーシングしている。中国で生産することでベトナム企業は、初期投資に多額の資金をかけることなく生産コストを抑えられ、製品の多様化を実現することができる。

中国製品は殆どが高生産技術を必要としない文房具や衣服、靴である。今ベトナムでは多くの中国製の衣服や靴がスーパーマーケットに並べられている。通常のジーンズは150,000から190,000ベトナムドン(約750円から950円)、品質の良いものだと267,000ベトナムドン(約1,300円)で売られている。商品が多様化し、激しい低価格競争の中で生き残っていくためには、低価格な原材料の輸入、あるいは商品そのものの輸入が必要といえる。投資家は工場設立のため多額な資金投資をしなければならないが、生産ではなく輸入にすれば初期投資を抑えることができる。

2010年上半期のホーチミン市の衣服の輸入は$20 millionで、中国、タイからの輸入が多い。文房具は$6.4 millionで中国からの輸入が最も多かった。(原文 [1]