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香港・各地で花市開幕、価格は例年より高め

28日から香港各地で歳末恒例の「年宵花市」が始まった。今年は主な産地である中国本土で寒波が続いたことから花木の成長が遅れたため出荷数が少なくなり、生花、鉢物ともに価格は10~30%値上がりしている。また人民元高も響いたようだ。シュンケンランやユリの花は60%が開花が間に合わなかった。シュンケンランは昨年は1株18~25ドルだったものが、今年は25~38ドルに値上がった。しかし、値上げしても好景気で消費者の購買意欲は高く、売り上げは20~30%増が見込めるという。

鉢植えや切り花のほかに、さまざまな雑貨の屋台も出店している。今年のえとであるウサギにちなんだ商品も多く、子孫繁栄のめでたい意味合いを持つ「五代同堂(ツノナス)」を生けたウサギ型の花瓶などが人気を集めそうだ。28日付『りんご』が伝えた。(香港ポスト [1]