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国家税務総局による納税者向けに企業所得税税収政策リスク提示サービスを提供することに関連する問題についての公告
(国家税務総局[2017]10号)
概要

2017年4月18日施行。企業所得税の確定申告の際に利用可能な企業所得税税収政策リスク提示サービスが提供された。主な内容は以下の通り。

  • 企業所得税の確定申告を正式に行う前に、システムによる「リスク提示サービス」を利用し、税務リスク情報を確認することができる。
  • 納税人は、提示された税務リスク情報に対して、修正を行うか否か自ら決定することができる。
  • 2016年度の確定申告がすでに完了している納税人については、税収政策リスク提示サービスの提供を行わない。

国家税務総局による「特別納税調査調整及び相互協議手続管理弁法」の公布に関する公告
(国家税務総局[2017]6号)
概要

2017年5月1日施行。移転価格税制の改定に関する規定。「特別納税調整実施弁法」(意見募集稿)に基づき、現行の「特別納税調整実施弁法(試行)」(国税発[2009]2号)を改定した。主な変更点は以下の通り。

  • 特別納税調査調整手続規範が明確化された。
  • 無形資産・役務の関連者間取引に関連する規定が追加された。
     「無形資産取引」について、無形資産の収益分配が関連者間取引のそれぞれの各無形資産の価値に対する貢献度と対応しているものとすることが強調された。
     「役務取引」について、独立企業間原則に明らかに合致している関連者との役務取引は、受益性の役務取引であるとして、かつ非関連者の同じまたは類似の状況下における経営の慣例及び公平な取引価格に基づき価格決定を行う。受益性の役務の内容を明確にして、非受益性の役務の具体的な状況に対して説明を行う。
  • 特別納税調査中の重要事項に対する明確化
     税務機関が被調査企業の関連者間取引を分析評価する時には、機能が相対的に単純な一方を被テスト対象に選択する。税務機関が比較性分析を行う時、公開されている情報を優先的に使用するが、非公開情報を使用することもでき、税務機関は比較可能な利益水準または比較可能な価格に基づき被調査企業の各年度の関連者取引に対して各年度のテスト調整等を行うものとする。

関連規定

「特別納税調整実施弁法(試行)」の公布についての公告(国税発[2009]2号)

国家税務総局による輸入増値税仕入税額控除管理の強化に関する公告
(国家税務総局[2017]3号)

2017年2月13日施行。税関輸入増値税専用納税票(以下「税関納税票」)の偽造などによる犯罪活動を防止するための管理が強化された。主な内容は以下の通り。

  • 増値税一般納税人は、貨物を輸入した際に企業名称を記入する。税関納税票上の企業名称と税務登記の企業名称は一致させる。
  • 税務機関は輸入貨物の増値税仕入税額控除範囲の税関納税票の情報と税関が収集した納税情報の照合確認を行い、問題がなければ、税関納税票上に明記されている増値税額は仕入税額控除増値税とみなされ増値税売上税額より控除が可能となる。
  • 照合確認で問題がある場合、仕入税額控除は一時停止し、税関納税票と納税人の実際輸入業務情報の一致が確認された後に、仕入税額控除を行う。

国家税務総局による増値税普通発票(巻票)に関する事項についての公告
(国家税務総局公告[2016]82号)



概要

2017年1月1日施行。増値税普通発票(巻票)の規格と偽造防止措置に関する規定。増値税普通発票(巻票)は納税人の希望により選択され、生活サービス業の納税人に対して重点的に普及させる。

国家税務総局による企業所得税に関する問題についての公告
(国家税務総局公告[2016]80号)
概要

2016年度以降の企業所得税確定申告から適用。企業所得税の取扱いに関する規定。主な内容は以下の通り。

  • 従業員の業務出張中に、交通機関の利用により支出した損害保険料は、企業所得税の計算上控除が可能。
  • 「国家税務総局による企業資産の所得税処理問題に関する通知」(国税函〔2008〕828号)第2条に規定される状況が発生した場合(資産を他人に移送し、所有権を変更する場合)、別途規定がある場合を除き、移送された資産の公正価格に基づき収入を認識しなければならない。

関連規定

国家税務総局による企業資産の所得税処理問題に関する通知(国税函[2008]828号)

国家税務総局による納税信用A級納税者に対する増値税発票の認証手続の免除に関連する問題についての公告
(国家税務総局公告[2016]7号)

概要
増値税発票の認証手続について下記を規定する。施行日は2016年3月1日。
  • 納税信用A級納税者がアップグレード版の増値税発票発行システムによって発行された発票(専用発票、貨物運輸業専用発票、車輌販売統一発票等)を取得した場合には、発票のスキャンによる認証手続を免除する。
  • 税額控除・輸出税還付に必要な情報は「増値税発票検索プラットフォーム」上で入手可能。必要な情報を入手できない場合はスキャンによる認証手続の実施も認められる。
関連規定
  • 国家税務総局による『納税信用管理弁法(試行)』の公布に関する公告(国家税務総局公告[2014]40号)
  • 国家税務総局による納税者信用管理に係る業務標準の明確化に関する公告(国家税務総局公告[2015]85号)

国家税務総局による輸出免税・還付の事後管理の更なる強化に関する公告
(国家税務総局公告[2016]1号)

概要
輸出免税・税還付について、主に下記を規定する。施行日は2016年1月7日。
  • 輸入品を再輸出する場合、免税・還付申告時に輸入通関書の再提出を求めない。
  • 来料加工免税証明、代理輸入科目証明及びこれらの申請表の様式を変更する。

国家税務総局による増値税改革試行期間中の増値税問題に関する公告
(国家税務総局公告[2015]90号)

概要
 使用済み固定資産の売却に対しては、簡便法による税率3%を適用し、かつ実際の徴収率を2%に減じることが認められているが、同優遇措置の適用を放棄して税率3%によって増値税を納付し、かつ専用発票を発行することも認める。施行日は2016年2月1日。

解説
 簡便法による税率3%を適用した場合、課税基準額は次のように計算される。

     課税基準額=税込売却額/(1+3%)

納税額の計算、発票の発行に当たっては、下記のいずれかを選択可能。
  1. 納税額=課税基準額×2% (普通発票発行、買い手側で仕入税額控除不可)
  2. 納税額=課税基準額×3% (専用発票発行、買い手側で仕入税額控除可)
 買い手にとっての購入原価を一定(10,300元)とした場合、両方法の比較結果は下記の通り。2. の方法を選択する方が売り手側の純収入は増加する。
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国家税務総局による増値税電子発票システムを通じた電子普通発票の発行の促進に関する問題についての公告
(国家税務総局公告[2015]84号)

概要
 普通発票の電子化に関連して、主に以下の内容を規定する。

  • 普通発票のハードコピーが必要な場合は電子普通発票を印刷してよい。印刷した電子普通発票は通常の普通発票と同様の効力を有するものとする。
  • 北京市、上海市、浙江省、深圳市以外の地区ですでに電子発票を使用している納税者は、2016年1月1日以降は増値税電子発票システムによって電子普通発票を発行する。その他の電子発票システムの使用は認められない。