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インドネシア・社会活動規制と入国規制の緩和と国内移動規制について(2022年4月)

社会規制の延長

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、政府はPPKM (緊急活動規制)を発令しています。ジャカルタ首都特別州においては2022年4月4日に省令20号で4月18日まで社会規制Level2を維持することとなっています。一般企業の出勤率は75%までとなります。4月に入り新規感染者数や病院の病床占有率の数値は減少傾向にありますが、引き続き注意が必要です。

入国規制の緩和

インドネシア政府は4月に入り、感染者数や新型コロナウィルスの状況が落ち着いたことを背景に、入国規制の緩和を行っています。

(1)VOA(到着VISA)の解禁

新型コロナウィルスがインドネシア国内で確認された後、インドネシア政府はVOAの発行を停止しておりました。しかし、2022年に入り3月はBaliなどの一部観光地に限定してVOAでの入国を解禁し、4月5日からJakartaにおいてもVOAの発給を再開しました。

(2)外国人の隔離期間免除

ワクチンを2回以上接種している外国人については、出国前のPCRテストと入国後の空港でのPCRテストのみとなり、指定ホテル等での隔離が不要となりました。

また、入国時の空港でのPCR検査も不要となっており、体温チェックのみとなりました。

インドネシア国内移動について

レバラン(イスラム教の断食明大祭5月2-3日予定)を前に州をまたぐ移動については、ブースターワクチン(3回目)を摂取している場合にはPCR検査不要、2回接種している場合には3x24時間以内のPCR検査陰性証明が必要となっています。

上記は、社会情勢によって変更される場合があり、引き続き法令変更には注視する必要があります。