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インドネシア・PSBB(大規模社会規制)の動向と2020年12月の祝祭日

ジャカルタ首都特別州は、州知事決定1100号を発令し、新型コロナウィルス感染症拡大を防ぐため絵、PSBB(大規模社会規制)移行期Fase1の延長を決定しております。

本決定では、2020年11月9日から22日までと定めたうえで、感染者の著しい増加が無い場合には、12月6日まで延長となります(12月6日までの延長が11月21日決定されております。)。その後は、州知事と州議会が協議の上で、延長等の措置を決定する予定です。

ジャカルタでは、10月末から11月初頭の連休の影響から帰郷・旅行者などが増加し、首都ジャカルタ特別州だけでなく、中部ジャワ州やその他の州においても、感染者数の拡大傾向にあります。報道では現在は50-60%と落ち着いているものの、前期間内には80%を超える病床利用率を記録したこともあり、より一層の注意が必要となります。

同じく隣接州のバンテン州(タンゲラン地区)でも12月19日まで社会規制の延長、西ジャワ州でも同じく延長を決定しております。

なお、2020年12月は、12月9日(水)がインドネシア統一首長選挙の為、祝日となります。また、2020年12月24日(木)から2021年1月3日(日)まではレバラン休暇(断食明大祭祝祭日)の振替休日として年末年始の大型連休の予定でしたが、政府は感染拡大を止めるため祝祭日の変更を協議し、12月1日の3省合同の決定書発行をもって。12月28日から30日までの祝祭日規定を変更(4回目)となりました。