インドネシア

ジャカルタにおける新規個人納税番号取得について

外国人駐在員が6か月以上インドネシアに居住する場合には、個人納税番号(NPWPop)の取得が必要となります。NPWPopを新規取得する際には、VISA/ITASの取得後、税務署へ申請を行い納税番号取得を行います。

従前、ジャカルタ市内の外国人の納税番号の管理・管轄は全てBADORA税務署(Kantor Pelayanan Pajak – Badan & Orang Asing)が管理・管轄をしておりましたが、本年より外国人であっても住居地の管轄税務署が管轄となっており、BADORA税務署では、新規取得申請が却下されております。

また、新規でNPWPopを発行申請する場合には、従来のVISA/ITASのコピーだけでなく、住所地の賃貸借契約書のコピーも必要書面に加えられております。WEB申請による手続きも開始されておりますが、WEB申請による手続きも開始されておりますがWEB申請の場合取得まで1か月程度時間がかかっております。

従来通り早期に駐在員の納税番号発行を行うためには、所在を実際に確認するため、税務署に駐在員が言って担当官の前での面前確認が必要となっております。

駐在前の本国給与での所得税源泉を止めるタイミングとインドネシアでの所得税源泉開始のタイミングから、納税番号取得のタイミングは重要となります。上記によって申請方法によって取得までの期間が変わりますので、新規駐在員等が赴任される場合には注意が必要です。
なお、既に過去に取得されている方については、引き続きBADORA税務署での管轄となっており特に変更は不要です。