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メルボルン・車両基地開発20億豪ドル—-中国からの投資に期待

メルボルンの文化の中心と言えば、ヤラ川の近くにあるフェデレーションスクエア。ここは観光地としても有名だ。その東側(フェデレーション・スクエア・イースト)をビクトリア(VIC)州政府が大々的に開発をすると発表した。開発費はおよそ20億豪ドル(日本円にして、約1880億円)。しかしながら、資金不足で試行錯誤な状態が続いている。このプロジェクトを進めるには、一部のエリア(車両基地)の上にデッキを設置しなくてはならない。それだけでも相当の費用が必要となる。

フェデレーションスクエアは、市街の1ブロック分ほどの広さがあり、文化とエンターテイメントの融合したユニークな広場で国際的レベルのイベントが年間約2,000回行われている。国際色豊かな地域を売りに、ビクトリア(VIC)州政府は以前から友好関係を築いてきた中国に目をつけ、同国各企業からの投資、資金集めに奔走しているようだ。オーストラリアの開発にとってもはや中国からの投資は、なくてはならない存在になっているようである。(NNA