商業省によれば、２月の輸出は、需要の伸び悩み、バーツ高などのため、179億米ドルにとどまり、前年同月比（以下同）5.8%の減少となった。農業部門に限ると、13.5%減の32億米ドルとなっており、コメの輸出は20.2%の落ち込みだった。工業製品は2.6%減の115億米ドル。だが、同省は、「今のところ今年の輸出成長見通し8－9%を見直す必要はない」としている。一方、２月の輸入は、金製品、宝飾品、機械類などの需要拡大を反映して195億米ドルにのぼり、5.3%の増加となっている。（バンコク週報 [1]）